ニュースの概要

埼玉県警所沢署は2026年10月22日、所沢市の自営業の男性(54)が、SNSを通じた投資話で現金3億6,222万円をだまし取られたと発表した。同署は詐欺事件として捜査している。埼玉新聞・テレ玉によると、県内では今年最高額で、過去2番目に大きい被害額だという。

報道によると、男性は2026年4月下旬ごろ、SNSで知り合った人物から「投資やってみませんか」「銀行に預けているだけではもったいない」「投資をやった方が今後に生きる」などのメッセージを受け取った。その後、6月29日から10月9日までの間、自宅からインターネットバンキングなどを使い、指定された複数の口座へ16回に分けて送金した。1回あたりの送金額は52万円から5,000万円だった(埼玉新聞)。

被害は、金融機関から不審な口座について情報提供を受けた所沢署が男性から事情を聴いたことで判明した。金融機関の情報提供が被害の把握につながった事案である(埼玉新聞は、男性が10月23日までに所沢署に被害を申し出たと報じている)。

この事案のポイント

第一に、勧誘の文句が「銀行に預けているだけではもったいない」という、資産を持つ人に向けた一般的な言い回しである点。特別な投資手法をうたわなくても、預金を動かすきっかけとして使われている。第二に、約3カ月半の間に16回、最大で1回5,000万円という送金がインターネットバンキングで行われた点。窓口を通さないため、職員の声かけを受ける機会が少ない(当室の見方)。第三に、発覚のきっかけが金融機関の情報提供だった点。送金先口座の不審な動きをきっかけに被害が判明しており、金融機関の情報提供がなければ送金がさらに続いた可能性もある(当室の推測)。

警察は、SNSのやり取りだけで投資目的の金銭の預かりを持ちかけられた場合は詐欺の可能性があるとして、すぐに判断せず家族などに相談するよう呼びかけている(テレ玉)。

投資詐欺から身を守るために(当室からの定型注意)

✓ SNSで知り合った人からの投資の誘いは、まず詐欺を疑う

会ったことのない相手が投資を勧め、指定口座への送金を求めてくる場合、正規の投資である可能性は極めて低いです。送金前に家族や警察相談専用電話(#9110)に相談してください。

✓ 振込先が個人名義や業者名と異なる口座なら送金しない

正規の証券会社への入金で、毎回違う口座や個人名義の口座を指定されることはありません。振込先が変わるたびに理由を説明される場合は特に注意が必要です。

✓ 金融庁の登録済み業者リストで必ず確認

金融庁HP「登録金融機関・仲介者検索」、または当サイトの業者チェッカーで業者名と登録番号の両方を確認してください。

相談窓口

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投資詐欺の判定・追加送金を防ぐ対応・公的窓口への相談方法・家族への説得方法について、プロの相談を受けることができます。

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📚 出典・参考情報

出典: 埼玉県警所沢署(日本経済新聞〔共同〕・テレ玉・埼玉新聞の報道)

日本経済新聞〔共同〕「3億6000万円の詐欺被害 投資勧誘、埼玉の50代男性」(2026年10月23日) ↗

テレ玉(Yahoo!ニュース)「過去2番目の大きさ 投資話で約3億6千万円の被害/埼玉県」(2026年10月23日) ↗

埼玉新聞(Yahoo!ニュース)「自営業の男性3億6222万円失う 県内過去2番目の高額被害」(2026年10月24日) ↗

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本記事は警察発表・報道をもとに作成した啓発目的の要約です。被害額は埼玉新聞・テレ玉が報じた3億6,222万円を採用しました(日本経済新聞〔共同〕は「約3億6千万円」、年齢は「50代」と表記)。事案の詳細・最新情報は必ず一次情報源(埼玉県警・各報道機関)でご確認ください。