ニュースの概要

愛知県警は2026年9月8日、東京都港区の投資会社「プロビズ」代表・二井矢祥容疑者(39、東京都中央区在住)を詐欺容疑で逮捕したと発表した。容疑は、名古屋市の会社役員2人に「未上場企業への出資話がある」「出資期限は5月15日となっている」などと虚偽の説明をし、2023年5月、指定口座に振り込ませる形で計1億5,000万円をだまし取ったというもの。

同容疑者は当時、東証プライム上場の旅行会社(東京)の取締役を務めていたが、2023年5月に同社との間でトラブルが生じ、取締役を辞任していた。愛知県警は、だまし取った資金がこの旅行会社とのトラブルの解決金などに充てられたとみて捜査している。

この事案から読み取れる注意点

本件で被害者が信用した材料の一つは、勧誘者が東証プライム上場企業の取締役という肩書を持っていたことだったとみられる。上場企業の役員という経歴・地位は、それ自体が出資の適法性や案件の実在性を保証するものではない。未上場企業への出資は非公開情報を扱う性質上、実態確認が難しく、話を持ちかけてきた人物の社会的地位や口座の実在ではなく、出資先の実体・契約書面・第三者の確認可否を独立して検証することが必要である。

投資詐欺から身を守るために(当室からの定型注意)

✓ 肩書・経歴だけで信用しない

相手が上場企業の役員・著名企業の関係者であっても、それは提示された投資話が適法・実在することの証明にはなりません。契約内容・出資先企業の実態を独立して確認してください。

✓ 「出資期限」を理由にした急かしは危険サイン

「◯月◯日までに」といった期限の提示は、冷静な確認の時間を与えないための典型的な手口です。急かされるほど、いったん立ち止まって確認する必要があります。

✓ 未上場株・出資話は金融庁登録の有無を必ず確認

投資の勧誘を行うには金融商品取引業の登録が必要です。金融庁の免許・許可・登録等を受けている業者一覧、または当サイトの業者チェッカーで確認してください。

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📚 出典・参考情報

出典: 愛知県警・読売新聞

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本記事は報道をもとに作成した啓発目的の要約です。事案の詳細・最新情報は必ず一次情報源(愛知県警発表・各報道機関)でご確認ください。容疑の段階であり、有罪が確定した事実ではありません。