ニュースの概要

2026年10月下旬から11月上旬にかけて、SNSでうその投資話を持ちかけ、被害者の自宅で現金を受け取ったとして、受け子とみられる男の逮捕が各地で相次いだ。

三重県名張市:女性宅で現金1,500万円

三重県警名張署は10月29日、東京都豊島区の飲食店従業員の男(38)を詐欺の疑いで逮捕したと発表した。容疑は、SNSを通じて名張市の女性にうその株式投資話を持ちかけ、2月27日に女性宅で現金1,500万円を受け取った疑い。男は受け子とみられ、「名張市でお金を受け取ったことに間違いない」と容疑を認め、「生活費の足しにしたかった」とも話しているという。

報道によると、3月13日に別の2人が逮捕された特殊詐欺未遂事件に関連して女性宅の防犯カメラの映像などを調べたところ、男の関与が浮上した。男は当時、別の特殊詐欺事件で警視庁に逮捕されていた。

群馬県前橋市:証券会社社員を装い250万円

群馬県警組織犯罪対策1課と前橋署は11月2日、横浜市泉区の無職の男(56)を詐欺の疑いで逮捕した(上毛新聞が11月3日に報道)。容疑は、仲間と共謀し、9月14日から10月20日にかけて、前橋市の70代女性にSNSでうその投資話を持ちかけ、「330%を超える利益が見込まれる」などと伝えたうえで、証券会社の社員を装って女性宅を訪れ、現金250万円をだまし取った疑い。男は「報酬欲しさにやってしまった」と容疑を認めているという。県警はSNS型投資詐欺として捜査し、男は現金を受け取る受け子だったとみている。

この事案のポイント

どちらの事案も、やり取りはSNSで行い、最後は受け子が被害者の自宅を訪れて現金を受け取る形である。受け渡しの場所は異なるものの、受け子が対面で現金を受け取る点は当室が9月に取り上げた高松市・島田市の事案と共通しており、振込を使わないことで金融機関の窓口での声かけや送金のモニタリングを避ける狙いがあると当室では推測している。「330%を超える利益」のように、通常の投資では考えにくい利回りを示された時点で詐欺を疑うべきである。また名張市の事案は、別事件の捜査や防犯カメラの映像から受け子が特定されたもので、現金の受け渡し(2月27日)から逮捕の発表(10月29日)までに時間がかかっている。

投資詐欺から身を守るために(当室からの定型注意)

✓ 現金の手渡しを求められたら、その時点で詐欺を疑う

正規の証券会社・投資会社が、社員を自宅や駐車場に向かわせて投資資金を現金で受け取ることはありません。応じる前に警察相談専用電話(#9110)へご相談ください。

✓ 「数百%の利益」をうたう投資話は信用しない

短期間で元本の何倍もの利益が見込めると説明する投資勧誘は、詐欺の典型的な特徴です。

✓ 金融庁の登録済み業者リストで必ず確認

金融庁HP「登録金融機関・仲介者検索」、または当サイトの業者チェッカーで業者名と登録番号の両方を確認してください。

相談窓口

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投資詐欺の判定・追加送金を防ぐ対応・公的窓口への相談方法・家族への説得方法について、プロの相談を受けることができます。

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📚 出典・参考情報

出典: 三重県警名張署・群馬県警(伊賀タウン情報YOU・上毛新聞の報道)

伊賀タウン情報YOU「投資名目で1500万円詐取の疑い 「受け子」の男逮捕 名張署」(2026年10月29日) ↗

上毛新聞「うその投資話で現金250万円詐取の疑い 群馬県警が横浜市の56歳男を逮捕」(2026年11月3日) ↗

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本記事は警察発表・報道をもとに作成した啓発目的の要約です。事案の詳細・最新情報は必ず一次情報源(各県警発表・各報道機関)でご確認ください。いずれも容疑の段階であり、有罪が確定した事実ではありません。